



星を掬う
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4.1 • 23件の評価
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- ¥1,700
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- ¥1,700
発行者による作品情報
辛かった哀しかった寂しかった。
痛みを理由にするのって、楽だった。
でも……。
千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、自分を捨てた母・聖子がいた。
他の同居人は、娘に捨てられた彩子と、聖子を「母」と呼び慕う恵真。
「普通」の母娘の関係を築けなかった四人の共同生活は、思わぬ気づきと変化を迎え――。
町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。
カスタマーレビュー
ポー母
、
試し読みが良かった
最初の冒頭の内容に惹かれて購入。認知症を介護している私にとっては残念ながら共感出来る部分は少なかったです
マンゴー7
、
母を想いながら読みました
人間くさくて、愚かで、でも優しくて、温かい作品でした。私も5年前、母を同じ病で亡くしました。介護の日々や葛藤、あの時の感情を思い出し、涙無しでは読むことができませんでした。寂しい悲しいを引きずっていた自分に、新しい風を吹き込んでくれたこの作品に感謝しています。
ゆい2017
、
通勤電車で涙を我慢できなかった
お誕生日おめでとう!以降ずっと泣いてました。
外で読む自信がなくなり、後半は一気に自宅で思う存分泣きながら読み終えました。
いつも素敵なお話をありがとうございます。
なんでも話せるわけではないけど、わたしもお母さんのこと、大好きです。