「時間がない」から、なんでもできる!
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発行者による作品情報
「忙しいから」「子どもがいるから」と
あきらめていること、ありませんか?
目が回るほど忙しい。仕事に追われ、自分の時間がない。
子どもが小さいから、やりたいことは何もできない……そんなふうにあきらめていること、ありませんか?
その一方で、何かしなければならないことがあるときに限って、
机の上を片づけたくなったり、普段手をつけない整理を始めてみたりすること、ありますよね。
そんな「忙しい!」「時間がない!」というときにむくむくと湧いてくる「あれやりたい」「これやってみたかったんだ」という思い、
これってじつは、自分を次のステージに導くエネルギーなんです。
時間の制約があって、やらなければならないことに埋もれているとき。
そんなときこそ、やりたいことを始める最大のチャンス。
時間がないということは、集中のカギであり、なによりの時間術。
――そう語る著者の吉田穂波さんは、産婦人科医の仕事と、3人の子どもの子育て、
そして受験勉強を同時並行させ、見事ハーバード公衆衛生大学院への留学を実現、
大学院修了間際には第4子を出産して帰国したというパワフルウーマン。
仕事・家事・育児の制約を逆手にとって、やりたいことをかなえてきた吉田さんの言葉は、
ビジネスパーソン、主婦、学生をはじめ「時間がない」すべての人たちの励みになり、
背中を押す存在になるにちがいありません。
とはいえ、ご本人は、けっしてスーパーウーマンでなく、研修医時代は寝坊常習犯だったという「元落ちこぼれドクター」。
周囲の人たちの力を上手に借り、周囲の応援を力に変えてデコボコ道を走ってきた吉田さんならではの、
仕事・子育て・受験勉強の「同時並行」のリアルな話は、思わず圧巻です。
時間も制約も味方につけて、やりたいことを、ぜんぶまるごとかなえるヒント。
これを読めばまさに目から鱗が落ちて、何かを始めたくなること請け合いです!
*目次より
◎忙しいときに限って机を片づけたくなる理由
◎「ワークライフバランス」は考えない
◎「タイムマネジメント」という言葉の魔力に取り込まれない
◎時間バリューを最大にするスケジューリング
◎家事は「フィフティ・フィフティ」に分担しない
◎「途切れ途切れで、あたりまえ」と腹をくくる
◎「ビヨンド・ザ・細切れ時間」を徹底活用
◎集中するための「集中以前」の時間の使い方
◎ちょっと待って! ボストンでの保育料が月50万円!?
◎「緊急!」メールに書かれた「卒業できません」の文字
◎「ハーバード流交渉術」で「エレガントかつ明確に」主張する
◎大切なのは「余力と笑顔が残る程度に」がんばること