最果てのパラディンⅠ 死者の街の少年
-
- ¥780
-
- ¥780
発行者による作品情報
かつて滅びた死者の街――人里離れたこの地に一人の生きた子供、ウィルがいた。少年を育てるのは三人の不死者。豪快な骸骨の剣士のブラッド。淑やかな神官ミイラのマリー。偏屈な魔法使いの幽霊のガス。彼ら三人に教えを受け、愛を注がれ少年は育てられる。そしていつしか少年は一つの疑念を抱く。「……この『僕』って、何者なんだ?」ウィルにより解き明かされる最果ての街に秘められた不死者たちの抱える謎。善なる神々の愛と慈悲。悪なる神々の偏執と狂気。「約束だ。ちょいと長いが、語ってやる。多くの英雄と俺たちの死の……、そして、お前がここで育った話でもある」――その全てを知る時、少年は聖騎士への道を歩みだす。
カスタマーレビュー
エルツヴァイ
、
とても面白い
今まで色々ななろう作品を読んできましたが、トップレベルに入るほどの文章構成で、王道を征く作品です。
メアリーローズフラワー
、
世界観が好き
不死者と幼い少年の日常に家族愛、師弟愛が溢れていて読んでいて優しい気持ちになり、命の尊さや他者を救うために自分を犠牲に出来る行動の崇高さに胸が熱くなりました。
文章も読み易く、この荒廃した世界で主人公が今後どのように成長していくのか続きが楽しみです。
転生ものは初めてなので、前世が引き篭もりの少年って言うのが今ひとつよくわからない点。