【朗読音声付】デール・カーネギーの人を動かす方法
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Publisher Description
全世界1500万部以上、デール・カーネギーのベストセラー
「人付き合い」はトレーニングで向上できる。
「工学のような技術指向の強い分野においてさえ、経済的成功において技術的な知識が寄与するのは15パーセントにすぎず、残りの85パーセントが人間関係におけるスキル――人格や人をリードする能力による」これは、カーネギー工科大学が行った研究に因って裏付けられたものである。
だとすると、仕事や人間関係における対人関係の円滑なコミュニケーションを図るためのスキルこそが、ただ効率的なだけではなく、あなたの人生をより豊かなものにするピースになりうるものだということがこの一例からもわかる。
では一体どのような「技術」が、より良く豊かな人間関係を構築するレシピとなりえるのかを紐解いてみよう。
本書に記されたキーとなる言葉は以下のようなものがある。
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「人を批判することは無益である。人を身構えさせ、自己弁護に走らせるのがオチだからである。批判は危険ですらある。その人が大切にしている自尊心を傷つけ、重要な人間でありたいという気持ちを損ない、怒りへと導くからである。」
「人を動かす秘訣は、この大空のもと、たったひとつしかない。
そんなふうに思ったことはおありだろうか。
そう、方法はたったひとつ。それは、相手に「自らそれをしたい」と思わせること。
もう一度言う。方法はそれしかない。」
「ほめ言葉は、美しい音楽のようにいつまでも心のなかで鳴り響き、記憶に残る」
「アメリカの大思想家エマソンはこう言っている。
お世辞とは、他人の思っているとおりのことを言ってやることである。他の人間は何かしらの点で自分より優れている。ならば、そこから何かを学ぶことができる」
「耳心地の良い言葉を探すことに時を使うことをやめ、その人の良いところを探す時間に転換すればいい。」
「他の人を動かす方法はこの世にひとつしかない。相手が欲しいものを話題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。」
「何か素晴らしいアイデアを思いついたとき、それを自分の考えだと主張する代わりに、それを相手に思いつかせ、料理させてみてはどうだろうか?」
「友だちが欲しければ、相手の関心を引こうとするよりも、相手に心からの関心を寄せよう。あなたが相手に関心を持っていないのに、なぜ相手はあなたに関心を持たなければいけないのだろう?」
「人の心をつかむ確実な方法は、相手の価値を自分が認めていることを相手に知らせることだ。」
「最初のうちは相手に「イエス」と言わせる話だけをし、可能なかぎり「ノー」とは言わせないように留意しよう。「ノー」という返答もらったが最後、それは乗り越えるのが最も難しい障害となる。
最初に相手を肯定的な方向へと向けるのが非常に重要になる。1度ある方向に転がりはじめたら、方向を変えるにはそれなりの力がいる。反対の方向に跳ね返すにはさらに力がいる。
会話が始まったばかりの時点でたくさんの「イエス」を引き出すことができればできるほど、自分の最終的な目標に相手の注意を向けるのが容易になる。」
「ソクラテスの説得の秘訣は何だったのだろうか?相手の間違いを鋭く指摘したのだろうか?いやいや、それはソクラテスのやり方ではない。彼の方法はそれよりずっと機略にあふれている。
現在「ソクラテス式問答法」と呼ばれるその方法は、「イエス」という答えを引き出すことを基本にしている。相手が同意せざるをえない質問を次から次へと繰り出し、次から次へと肯定的な回答を引き出して積み上げていく。そして、最後には、相手がほとんど気づかないうちに、少し前まで本人が強く否定していたものと同じ意見を持たせてしまうのだ。」
「あなたがそう思うのは当然です。私があなたでも、同じように思うでしょう」
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心構えと言えるものから、具体的な会話の技術まで、あらゆる角度から対人関係におけるあなたの目的を達成するための方法として、歴史が証明した膨大な事例とともに解説をしてくれる。
あなたの目的は何ですか?
イギリスの哲学者ハーバート・スペンサーが言うように「教育の最大の目的は、知識ではなく行動」だからだ。
そして本書は行動するための本である。
※プロのナレーターによる朗読音声付き