村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。 村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。

村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる‪。‬

    • 4.5 • 2 Ratings
    • ¥850
    • ¥850

Publisher Description

「作家の発言は多かれ少なかれみんな嘘だと思っています」。そう語る本人が25年間ついてきた<嘘>——「日本の小説はほとんど読まなかった」。作品にちりばめられた周到な仕掛けに気づいたとき、村上春樹の壮大な自己演出が見えてきた。しかしそれは読者を煙に巻くためだけではない。暗闘の末に彼が「完璧な文章と完璧な絶望」を叩き込まれ、ひそかに挑んできた相手はだれか? 夏目漱石、志賀直哉、太宰治、三島由紀夫……。「騙る」ことを宿命づけられた小説家たちの「闘いの文学史」が、新発見とともに明らかになる![小説家という人種]「志賀直哉氏に太宰治氏がかなわなかったのは、太宰氏が志賀文学を理解していたにもかかわらず、志賀氏が、太宰文学を理解しなかったという一事にかかっており、理解したほうが負けなのである」(三島由紀夫)……そんな三島こそ太宰の最大の理解者だったのでは? そして、その三島由紀夫の最大の理解者は?

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2006
March 15
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
312
Pages
PUBLISHER
PHP研究所
SELLER
PHP Institute, Inc.
SIZE
5.2
MB
村上春樹はくせになる 村上春樹はくせになる
2006
ワセダ大学小説教室 深くておいしい小説の書き方 ワセダ大学小説教室 深くておいしい小説の書き方
2000
若い読者のための短編小説案内 若い読者のための短編小説案内
2004
本屋さんで待ちあわせ 本屋さんで待ちあわせ
2012
ミステリーの書き方 ミステリーの書き方
2015
謎とき 村上春樹 謎とき 村上春樹
2007
ルポ 青年期の発達障害とどう向き合うか ルポ 青年期の発達障害とどう向き合うか
2008
新・戦争論「世界内戦」の時代 新・戦争論「世界内戦」の時代
2022
津久井やまゆり園「優生テロ」事件、その深層とその後:戦争と福祉と優生思想 津久井やまゆり園「優生テロ」事件、その深層とその後:戦争と福祉と優生思想
2022
「責任能力をめぐる」 新・事件論 「かれら」はどのように裁かれてきたのか 「責任能力をめぐる」 新・事件論 「かれら」はどのように裁かれてきたのか
2020
明日戦争がはじまる【対話篇】 明日戦争がはじまる【対話篇】
2023
「車いすの先生」、奮闘の記録 彼はなぜ担任になれないのですか 「車いすの先生」、奮闘の記録 彼はなぜ担任になれないのですか
2022