東京の昔 東京の昔

東京の‪昔‬

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発行者による作品情報

幾千年かの歴史の中で、人間というものはどれだけ進歩し、どれだけ洗練することができたのだろうか。下宿先のおしま婆さん、自転車屋の勘さん、帝大生の古木君、実業家の川本さん。いずれも味のある登場人物を相手に、おでん屋のカウンターや、待合、カフェーで繰り広げられる軽妙洒脱な文明批評。第二次大戦に突入する前の、ほんのわずかなひととき。数寄屋橋が本当に橋で、その下を掘割の水が流れていた頃の、慎ましやかで暮らしやすい東京を舞台に、人間と人間の社会を論じた、吉田健一最晩年の珠玉の一篇。

ジャンル
小説/文学
発売日
2011年
1月10日
言語
JA
日本語
ページ数
221
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
662.5
KB
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