松かげに憩う 1
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5.0 • 7件の評価
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- ¥770
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発行者による作品情報
描かれるのは、幕末の器才・吉田松陰! 幕末という狂乱の時代の中で、教育とは何か、人とはどう生きるべきなのかを説く。今まで描かれていなかった伊藤博文のやりのこした想い。高杉晋作がなぜ、狂乱のカリスマとなれたのか。そして、なぜ吉田松陰という幕府転覆の核が生まれ、その男の目に日本の未来がどう映っていたのか。全日本人必読の美麗ヒストリーコミック。時代を越えて“狂”のレクイエムが鳴る……。
APPLE BOOKSのレビュー
幕末の偉人を数多く輩出した松下村塾の師として名高い吉田松陰、その激烈な人生を描いた歴史作品。安政6年に29歳という若さで非業の死を遂げながら、いかにして彼は世の中を変革する空気に絶大な影響を与えたのか。「諸君、狂いたまえ」という名ぜりふは、高杉晋作、伊藤博文、久坂玄瑞といった門下生たちをどう突き動かしていったのか。アニメやドラマ化もされた『ALL OUT!!』や『ここは今から倫理です。』で高い評価を得た雨瀬シオリが、日本史上で最も熱い時代を題材に展開する重厚なドラマは読み応え満点。生きがいを見つけ出し、志を通すために命を燃やす覚悟を問う松陰の言葉は、現代に暮らす日本人にも響くこと必至だ。