柳沢吉保 柳沢吉保

柳沢吉‪保‬

教科書が教えない元禄政治の実像

    • 5.0 • 2件の評価
    • ¥600
    • ¥600

発行者による作品情報

■本書の概要

《柳沢吉保は本当に悪大名だったのか?》時代劇ではいつも、「将軍・綱吉に取り入り、善良な人々を苦しめる悪徳大名」とされてきた側用人・柳沢吉保。 

しかし彼は本当に悪い政治家だったのか? 本書はこの疑問を検証します。 


《「生類憐れみの令」は民衆を苦しめたのか?》

それと同時に、5代将軍・徳川綱吉や当時の元禄時代についても再検証します。 

教科書では、愚かな将軍・綱吉は犬に異常に執着して「生類憐れみの令」をつくり、民衆を苦しめたといいますが、これも果たして本当のことだったのでしょうか。 


綱吉の元禄時代とはまさに「経済の転換期」でした。 

武士は軍人から官僚への変身を求められ、さまざまな権力の争いが行なわれていたのです。 

本書を読んで、その構造を理解することで、「なぜ柳沢吉保の悪名はでっち上げられたのか」が見えてくるでしょう。 


■本書の内容

はじめに……柳沢吉保は本当に悪人だったのか 

第一章 吉保と綱吉……将来を期待されていなかった二人

第二章 将軍綱吉の実態……5代将軍・綱吉は愚かな人物だったのか?

第三章 生類憐みの令の真実……あまりにもかけ離れた事実と伝承

第四章 吉保を巡る謎……「吉保の子は綱吉の子」は本当か?

第五章 吉保の真の実力……まさに経済の"転換期”に必要とされた人材

第六章 忠臣蔵の人々……赤穂浪士を死に追いやった犯人?

第七章 負け組の悲願、甲府城主に……甲府と武田家の再興は吉保の大きな功績

第八章 将軍綱吉の死……後ろ盾の綱吉死後も幕府の重鎮として存在

第九章 柳沢一族の繁栄……没落したという話は真っ赤なウソ!?

おわりに……三百年の無実の鬼、柳沢吉保 


■著者略歴

江宮隆之(えみや・たかゆき) 

一九四八年山梨県生まれ。中央大学法学部卒業。一九八九年、『経清記』(新人物往来社)で第十三回歴史文学賞、一九九五年、『白磁の人』(河出書房新社)で第八回中村星湖文学賞を受賞。著書に、『北条綱成』(PHP研究所)、『写楽の首大江戸瓦版始末2』(ベストセラーズ)、『黒田官兵衛』『小早川隆景』(学習研究社)、『風のささやき』『母ちゃん(オンマ)』『母人形』『二人の銀河鉄道卜嘉内と賢治』(河出査房新社)など著書多数。

  • ジャンル
    ビジネス/マネー
    発売日
    2015年
    2月1日
    言語
    JA
    日本語
    ページ数
    200
    ページ
    発行者
    Panda Publishing
    販売元
    Panda Publishing
    サイズ
    50.8
    MB

    カスタマーレビュー

    ayagu

    時代の常識を考え直しました

    歴史はその時代の為政者の恣意を反映するものだとは思いますが、改めてその事実を
    思い起こさせてくれるストーリーだと思いました。時代小説では悪役が定番の柳沢吉保を題材に、人の「陰」にスポットを当てるか、「陽」にスポットを当てるかにより「悪人」にもなれば「善人」にもなりうることがよく分かります。歴史とは何なのでしょう。考えさせられる一篇です。

    黒田官兵衛 新装版 黒田官兵衛 新装版
    2013年
    真田幸村 新装版 真田幸村 新装版
    2014年
    小早川隆景 小早川隆景
    2007年
    島津義弘 島津義弘
    2004年
    明智光秀「誠」という生き方 明智光秀「誠」という生き方
    2015年
    井伊直政と家康 井伊直政と家康
    2008年