柳生石舟斎宗厳(むねよし) 柳生石舟斎宗厳(むねよし)

柳生石舟斎宗厳(むねよし‪)‬

戦国を戦い抜いた柳生新陰流の祖

    • ¥800
    • ¥800

発行者による作品情報

柳生新陰流の祖として、「剣聖伝説」に彩られている柳生石舟斎宗厳。しかしその生涯は、まさに厳しい苦難の道のりであった。大和国に割拠する列強の一人・筒井順昭に攻められ、小柳生城が落ちたのは宗厳16歳のとき。その後は15年の人質生活を送り、柳生庄に戻るのは31歳、松永久秀に属してからである。しかし35歳のとき、奈良宝蔵院で上泉伊勢守信綱と出会ったことで、ついに柳生新陰流創始への糸口をつかむ。剣名を高めていく宗厳だったが、小領主としての艱難は続く。松永久秀に味方した合戦で長男厳勝が重傷を負い、将軍義昭の没落を機に45歳で柳生庄に逼塞する宗厳。66歳のときには太閤検地に際して「隠田」を密告され、所領没収の憂き目をみる。柳生家の繁栄は、5男宗矩が徳川家康の下で活躍する「関ヶ原」以後、宗厳70歳過ぎのことであった。剣の道を一筋に歩みながら、戦国の激動のなかで自らの宿命と戦い続けた男の生涯。

ジャンル
小説/文学
発売日
2003年
2月3日
言語
JA
日本語
ページ数
216
ページ
発行者
PHP研究所
販売元
PHP Institute, Inc.
サイズ
14.2
MB
前田利家と妻まつ 前田利家と妻まつ
2001年
松平春嶽 松平春嶽
2012年
松平忠輝 松平忠輝
2002年
源義経と静御前 源義経と静御前
2004年
戦国の「いい妻」「ダメな妻」 戦国の「いい妻」「ダメな妻」
2012年
戦国の「いい男」「ダメ男」 戦国の「いい男」「ダメ男」
2010年