梅園魚品図正 巻2 梅園魚品図正 巻2

発行者による作品情報

本書は通称『梅園魚譜』の巻1と巻2であり、別項にされている『梅園魚譜』(寄別4-2-2-3)が巻3に当たるので、一括して解題する。所収されているのは巻1が97品、巻2が67品、巻3が84品、計248品である。クジラ・イルカ類は転写だが、それ以外は実写が大半を占める。海産魚と淡水魚は区分されていない。注記によると、綾瀬川・戸田川・不忍池・飛鳥山下・大森辺の海岸などで自ら釣った魚が少なくないし、魚屋で入手した例もある。巻3にある天保9年(1838)写生の「赤目高」は、ヒメダカのもっとも古いスケッチらしい。また、同巻の「人魚」は、猿の頭部と魚の胴体を継ぎ合わせた見世物用の細工品か。ほかに『梅園禽譜』(寄別4-2-2-4)があり、131品を図示。天保3年(1832)5月に江戸・小石川馬場で捕えられたアホウドリの若鳥や、同8年2月に江戸・白山(現文京区)の梅園自邸にトキがやって来た記載が珍しい。梅園図譜としては転写図が多い。:梅園については、『梅園介譜』『梅園草木花譜』解題、『参考書誌研究』41号参照(磯野直秀)(国立国会図書館デジタルコレクション解題より)

このブックは、国立国会図書館デジタルコレクションに掲載されてる書籍・資料で著作権の保護期間が満了している図書、古典籍です。電子書籍としてご覧頂くために画像加工や資料の統合をしています。

タイトルヨミ:バイエンギョヒンズセイ 2
著者ヨミ:モウシバイエンモトヒサ
シリーズ名ヨミ:バイエンギョヒンズセイ コクリツコッカイトショカンゾウショ
出版者:写
出版年月日:1835
種類:本草、魚介

  • ジャンル
    科学/自然
    発売日
    2015年
    7月22日
    言語
    JA
    日本語
    ページ数
    119
    ページ
    発行者
    Public Domain
    販売元
    Public Domain
    サイズ
    180.9
    MB

    毛氏梅園元寿の他のブック

    このシリーズの他のブック