梶田叡一 自己意識論集3 意識としての自己 梶田叡一 自己意識論集3 意識としての自己

梶田叡一 自己意識論集3 意識としての自‪己‬

    • ¥3,200
    • ¥3,200

発行者による作品情報

日本の教育学の泰斗として知られる著者が、学生時代から一貫して取り組んできた「自己意識論」を集大成としてまとめた論集の第3巻。
自己意識の問題は、アイデンティティ、自己概念、自己イメージ、自尊感情などの形で論じられ、現代の心理学・社会学・教育学などにおいて、最も重要な課題の一つとされてきた。
本書では、アイデンティティの確立について、三つの段階を提示している。
第一段階は、家族や友人を通しての原初的な存在の確認。
第二段階は、職業やジェンダーなど社会的ラベリングによる位置づけ。
「世間」が重い意味を持つ日本のアイデンティティ論は、従来、この第二段階で終わりがちであった。
しかし、もうひとつ、第三段階を考えなくてはならないと著者は主張する。
志向する自己像を投影した、他者への宣言としてのアイデンティティである。
さらには、晩年の良寛のような「私なんて何者であってもええやないか」という超アイデンティティの境地にも思いをめぐらす。
個々人の意識世界のあり方について、「自分自身を生きていく」ためのものにしていこうとする様相を、さまざまな角度から論じている。また、アイデンティティを論じる上で欠くことのできない、宗教および宗教教育についても、日本文化の特性と自己意識の観点から深く論じていく。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2020年
11月24日
言語
JA
日本語
ページ数
280
ページ
発行者
東京書籍
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
2.5
MB
信頼される所見文はココが違う! 中学校通知表文例集 信頼される所見文はココが違う! 中学校通知表文例集
2021年
子ども・保護者にしっかり伝わる 通知表所見 文例と書き方 小学校中学年 子ども・保護者にしっかり伝わる 通知表所見 文例と書き方 小学校中学年
2020年
子ども・保護者にしっかり伝わる 通知表所見 文例と書き方 小学校低学年 子ども・保護者にしっかり伝わる 通知表所見 文例と書き方 小学校低学年
2020年
子ども・保護者にしっかり伝わる 通知表所見 文例と書き方 小学校高学年 子ども・保護者にしっかり伝わる 通知表所見 文例と書き方 小学校高学年
2020年
梶田叡一 自己意識論集1 自己意識の心理学 梶田叡一 自己意識論集1 自己意識の心理学
2020年
梶田叡一 自己意識論集5 内面性の心理学 梶田叡一 自己意識論集5 内面性の心理学
2021年