極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1~3 巻相当)
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- ¥1,400
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発行者による作品情報
【コミック1~3巻分収録】真昼の昼下がり、少年は両親を殺害した。エリート銀行員の父と美しき母の、まとわりつくような愛情が、自分のすべてを吸い尽くすという妄執にかられ、少年は凶行に及んだ。収監された少年院で、少年は「空手」と出会い、その牙と爪を研ぎ続ける。何者にも自分自身を奪われないため、何より、殺されないために――。
APPLE BOOKSのレビュー
橋本以蔵原作・たなか亜希夫画による格闘漫画「極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1~3 巻相当)」。両親を殺害した16歳の優等生・成嶋亮は、少年院に収監される。生来の弱気な性格や親殺しという経緯などから、少年院生や看守などから執拗ないやがらせを受ける亮。だが、そこで出会った空手家・黒川健児に生きる術としての空手を学ぶことで、格闘家として目覚め、成長していく。日本社会や人間の闇といった負の側面を全面に押し出したストーリーが特徴の本作。原作を手掛けるのは「スケバン刑事」シリーズをはじめ、数々の映像作品の脚本・監督を務めてきた橋本以蔵。亮の壮絶な人生を硬派なストーリーに仕上げていくあたりにベテランの力を感じる。一方、作画を担当するのは「リバースエッジ 大川端探偵社」などで知られる、たなか亜希夫。抜群の画力で、気弱だった亮が格闘技の鬼へと変わっていく姿をスリリングなまでに描き出していく。暴力的なシーンも非常に多く、勧善懲悪の格闘漫画とは一線を画したダークな世界観が心をざわつかせる。それでいて、どこまでも救いのない過酷な日常を必死に生きようともがく亮の姿に胸が熱くなる瞬間も。生への飽くなき執念を感じさせる力作。
カスタマーレビュー
ahiruson
、
そこそこ面白い
絵も見やすく内容も分かりやすい。
つかだのうじょう
、
久々に名作を思い出した
トーマの途中で読むのやめてたから完結まで一気読みします
moheko★
、
怖かった
私にはちょっと…