権力は噓をつく――ベトナム戦争の真実を暴いた男 権力は噓をつく――ベトナム戦争の真実を暴いた男
亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ

権力は噓をつく――ベトナム戦争の真実を暴いた‪男‬

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発行者による作品情報

権力者のメンツ、エスカレーションの必然性、内政とのバランス……。
──戦争の構造は、驚くほど、いつも同じだ。

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1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレートしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する……。

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インサイダーによるリークは正当化されるのか?
戦争はどのように作られ、継続するのか?
なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか?
彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか?
報道の自由とは? 国民の「知る権利」とは?

──戦争の構造は、変わらない。
──権力は、その力の維持を自己目的化していく。


資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。

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キッシンジャーは、米機が攻撃しているのは軍事関連、工業関連施設だとして空爆を擁護した。たまたま民家や病院に爆弾が落ちたこともあったが、民間人の死亡は気に留める必要なしと思ったのか、キッシンジャーはさらりと流して終わった。「一般市民の死者数はおそらく四〇〇名から五〇〇名にすぎません」(本文より)

ジャンル
政治/時事
発売日
2022年
9月22日
言語
JA
日本語
ページ数
384
ページ
発行者
亜紀書房
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
8.4
MB
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