武器としての落語 武器としての落語

武器としての落‪語‬

天才談志が教えてくれた人生の闘い方

    • ¥1,600
    • ¥1,600

Publisher Description

立川談志には「破天荒」というイメージがある。しかしそれは、談志本人がメディア向けに自ら意識的に作り上げたものだ。実際は、不器用で優しさと厳しさをあわせ持った人間だったと、本書の著者であり、談志の弟子であった立川談慶は言う。

談慶は談志のもとで9年半、前座修行をした。前座修行といえば、ふつう3~4年。談慶はじつに人の2倍以上の時間を前座修行に費やした。その原因は、談慶の生来の生真面目さと不器用さにあった。例えば、落語に酔っ払いが気持ちよく酔った勢いで小唄を唄う場面が出てくれば、小唄の教室に通って本格的に小唄を勉強してしまうという塩梅(あんばい)だ。生来の生真面目さと不器用さ故の超スロー出世だった。

前座修行時代は、談志から「ドジの烙印」を押され、弟弟子には追い越され、つらい思いの連続だった。しかし、悪いことばかりではなかった。長い前座修行は、談慶に師匠立川談志という傑出した落語家の薫陶を、ほかの弟子よりも多く受けるという幸運をもたらした。

本書では、「「激レア」のすすめ」「悩まない力を育てる」「自分を発見する発想のすすめ」「サバイバル能力の磨き方」「幸せの基準は徹底的に低いほうがいい」の5章にわたり、修業時代につぶさに見てきた談志の言動を談慶流に解釈、生き方下手でも時代に流されず、「浮き世を強(したた)かに生きる武器」として紹介した、人生のサバイバル本である。

GENRE
Business & Personal Finance
RELEASED
2022
October 18
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
136
Pages
PUBLISHER
方丈社
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
2.6
MB
ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語 ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語
2020
「めんどうくさい人」の接し方、かわし方 「めんどうくさい人」の接し方、かわし方
2016
落語はこころの処方箋 落語はこころの処方箋
2020
人生を味わう 古典落語の名文句 人生を味わう 古典落語の名文句
2017
不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志 不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志
2021
落語家直伝うまい! 授業のつくりかた 落語家直伝うまい! 授業のつくりかた
2017