歳時記夢幻舞台 24の旅 歳時記夢幻舞台 24の旅

歳時記夢幻舞台 24の‪旅‬

    • ¥2,000
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Publisher Description

シークワーサーの台木に、甘い蜜柑の穂木を接ぐ接ぎ木の映像を見た主人公は、幼い頃の生々しい匂いが満ちた混乱の記憶を呼び起こしてしまう「接ぎ木」。



聡子の友だちは14歳になってすぐに病気で亡くなってしまうが、数日後の夕方、誰もいない音楽室から知っているピアノの曲が聞こえて、亡くなった友だちに思いを馳せる「迷鳥(まよいどり)」。



死者に触れてしまったことでしばらくの期間、物忌みの日々を過ごさなければならなかった平安時代の貴公子・在原業平は、その日々を手の先からするりと消える蛍になぞらえた。現代にもまた、儚い思い出から抜け出そうと生きる男がいる「蛍」



などをはじめ、場所も時代も立場も様々な人間模様を、まるで空想と現実が混ざり合ったような不思議な物語として描く珠玉の短編24編を収録。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2022
October 5
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
211
Pages
PUBLISHER
潮出版社
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
3.9
MB
透光の樹 透光の樹
2002
光抱く友よ 光抱く友よ
1987
飛水 飛水
2013
何も起きなかった 何も起きなかった
2011
甘苦上海(がんくうしゃんはい) 甘苦上海(がんくうしゃんはい)
2013
明日香さんの霊異記 明日香さんの霊異記
2020