死都日本
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- ¥1,300
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発行者による作品情報
西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。(講談社文庫)
カスタマーレビュー
フレシアンの住民
、
冒頭
冒頭の妊婦さんの惨状でしばらくページが進められなくなった
悲惨な状態を伝えるのに細かな描写が必要とは思うが初っ端からこの話は必要だったのか甚だ疑問
破裂する必要あるのかね?
さな25
、
たいへん読み甲斐があります
10年以上前に文庫でも読みましたが、持ち歩き易いので再度購入。
理想とすべき国土計画、ファンタジーのような実行力のある総理、官僚。信頼し合って窮地を切り抜ける主人公とその友人。色々なものが詰め込まれ、そこに少しの笑いもあります。
息を呑み、たまに息を吐き、涙が出流ようなラストにたどり着く。
やっぱり素晴らしいです。
このところ地震も多くてなんだか不安な時にこそ読んでほしい、救いのあるパニック小説です。
てらぞの
、
楽しませて頂きました。
加久藤カルデラは私の故郷という事と、昨今の霧島山の火山活動活発化という事ももあり興味を持ち読ませて頂きました。ダイナミックかつ緻密で迫力のある描写につい引き込まれてしまいました。また、情景も無理なく想像出来てとても読みやすく感じました。