殉国のアルファ~オメガ・ベルサイユ~(1)
-
-
3.5 • 11件の評価
-
-
- ¥500
-
- ¥500
発行者による作品情報
波乱と愛…フランス革命×オメガバース開幕
王族、貴族、平民の身分差に加え、
α、β、Ωの3つの性が人々を支配する、18世紀フランス パリ──。
兄の仇・赤い瞳の男を殺そうと復讐に燃える少女フランは
男を追ってベルサイユ宮殿に潜入する。
“愚鈍なる王・ルイ”と“淫乱の王妃・アントワネット”が住まう壮麗な宮殿…
そこでフランが出会ったのは、別世界の住人のような美しい男。
刹那、男とフランは、互いを求め合う情欲に突き動かされる…!
雲が途切れ、2人を照らすように月明かりが差し込む…
瞬間、男の瞳が赤く染まっていき!?
この熱は恋…?それとも、ただの本能…?そしてこの男の正体とは…!?
革命と陰謀が渦巻く、壮麗ファンタジー!!
APPLE BOOKSのレビュー
革命前夜のフランスを生きる人々の葛藤をオメガバース設定で描く、斬新な歴史ファンタジー。舞台は、貴族と平民の身分差に加え“α、β、Ωの3つの性”(オメガバース)が人々を支配する18世紀フランス。赤い瞳の男に兄を殺された少女フランは、敵の手掛かりを追ってベルサイユ宮殿に潜入するが、謎の仮面を着けた美しい男を目前にしてΩの発情期の発作に見舞われてしまう。ヒット作『ぴんとこな』などで知られ、群像劇を得意とする作者が、少女マンガでは伝統的なべルサイユを舞台に、大胆な官能シーンに挑んだ意欲作。色気たっぷりの男たちが紡ぐ愛と苦悩に魅了されるはずだ。男の正体は誰なのか。貴族VS平民という従来の対立構図にとらわれない、人間ドラマの行方が気になる。