母・小川真由美との40年戦争 ポイズン・ママ 母・小川真由美との40年戦争 ポイズン・ママ

母・小川真由美との40年戦争 ポイズン・マ‪マ‬

    • ¥1,100
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発行者による作品情報

「小川真由美は素晴しい女優でしたが、”母親”としては失格でした。娘の私にしたこと、私の体験をすべてお話しします──」。


昭和を代表する大女優・小川真由美と、2011年に急逝した名優・細川俊之の一人娘として生を受けた著者だが、幼少時に両親が離婚してから、人生の歯車が狂い始めた。ドラマ『浮世絵女ねずみ小僧』『アイフル大作戦』で人気を博し、映画『復讐するは我にあり』で日本アカデミー賞を受賞するなど大スターとした活躍した母・真由美は、私生活では奔放な男性遍歴を続け、育児には興味を示さず、娘に対して虐待やネグレクトを繰り返す。一週間も食事をさせず、放置されていたことさえあった。


著者は高校を中退し、母の仕事の手伝いをするようになる。しかし、真由美の奇行は止まらない。常軌を逸した浪費癖、さはらに占いや風水、怪しげな宗教に凝り出し、付き人は次々と辞めいく。真由美の歪んだ愛情に翻弄される著者は、うつ病を患い、逃げるように母から遠ざかる。そして、真由美は「出家」し、芸能界から消えてしまう──。


「この本がきっかけになって、出来れば平穏無事なごく普通の親子関係を取り戻したい」


あまりに特異な環境で過ごした娘と母の40年の愛憎を、赤裸々な筆致で描いたドキュメント。

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2012年
3月29日
言語
JA
日本語
ページ数
288
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.3
MB