永遠の夫 永遠の夫

永遠の‪夫‬

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Publisher Description

(この本について)

この本は、ドストエフスキー作、米川正夫訳の「永遠の良人」です。題名をより一般的な「永遠の夫」に改めました。また、巻末に訳者による解説を掲載しました。


この古典教養文庫版の「永遠の夫」には次のような特長があります。

1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。現代人には意味の取りにくい文は、平易な文に書きなおしました。

2、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。

3、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。


底本は以下のとおりです。

「永遠の良人」新潮文庫

昭和三十年 五月三十日 発行

昭和五十一年四月十日二十五刷


(「永遠の夫」について)

『永遠の夫』は、フョードル・ドストエフスキーの中編小説で、一八七〇年『黎明《ザリャー》』の一月号・二月号に発表されました。

一八六八年の『白痴』と一八七一年の『悪霊』の二つの巨大な長編に挟まれた中編です。

当時ドストエフスキーは、ドイツのドレスデンにいて、次女の出産もあり家庭の財政状況は極度に逼迫していました(解説参照)。そのため、すぐに金になる中編を書き上げることにしたのですが、急場しのぎとは思えないほどレベルの高い作品となっています。


(古典教養文庫について)

古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。

1、古典として価値あるものだけを

これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。

2、読みやすいレイアウト

文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。

3、すばやい操作性

索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。

4、美しい表紙

プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。

5、スピーディーな改版

紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2019
February 26
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
315
Pages
PUBLISHER
古典教養文庫
SELLER
Junichiro Kozuma
SIZE
635.9
KB
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