江部康二の糖質制限革命―医療、健康、食、そして社会のパラダイムシフト
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発行者による作品情報
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入門者、実践者、医療関係者、食産業関係者必読。
“脱”糖質の流れは今後ますます加速する!
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●糖尿病、肥満だけでなく、そのほかの生活習慣病や、がん、アルツハイマーはじめ様々な難病、健康増進、アンチエイジングなどにも効果を発揮。
●「糖質制限ダイエットに失敗」や「慎重論」のほとんどは“正しい知識”が欠如しているだけ。
●正しい糖質制限の普及により、兆円単位の医療費が削減できる。
●糖質オフ市場は急拡大。医療費削減と合わせ、日本経済の救世主となる。
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糖質制限食の創始者が、「ケトン体」「ロカボ」など最新動向も網羅して、「正しい知識」と今後の展望を解説した、目からウロコの一冊。
【序章より】
正しいやり方で糖質制限を行えば、確実に健康増進に役立ちます。そして、日本社会全体を明るくしていくでしょう。
この本では、糖質制限食に関する現状での正しい知識を整理し、今後の展望について考えています。
生活習慣病の予防による兆単位の医療費削減を含めて、糖質制限食には日本社会を変えるほどの大きな可能性があることを、きっと、理解していただけると思っています。
APPLE BOOKSのレビュー
糖質制限食を紹介する「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」を書いた医師、江部康二の著作。正しい知識で糖質制限食を続ければ、生活習慣病の予防につながり、医療費も削減できることを、自身の病院で行っている糖尿病患者への指導例などを挙げながら解説している。この食事方法の採用によって糖尿病を予防し、また悪化を防ぐことで合併症の腎症、網膜症、神経障害も低減でき、さらに医療費の面でも効果があるという論旨は注目に値する。また、がんや心疾患、脳血栓疾患などの発症リスクを糖質制限食が低減に導くというのも興味深い。それぞれの疾患について簡単にまとめたあと、病院での治療の実態やデータなども織り交ぜて説明しているので、明快だ。一問一答形式の章では、糖質制限食に関するよくある誤解への答えが提示されているので疑問点の解決にも役立ち、最新の治療法についての情報も価値がある。患者への指導実績が豊富なため、話題がどれも身近に感じられる上、自身が2001年から糖質制限食を継続していることを踏まえると、現実的であり、かつ説得力に満ちた一冊。