注文の多い美術館 美術探偵・神永美有 注文の多い美術館 美術探偵・神永美有
Book 3 - 美術探偵・神永美有

注文の多い美術館 美術探偵・神永美‪有‬

    • 4.0 • 2 Ratings
    • ¥880
    • ¥880

Publisher Description

人気の美術ミステリー、シリーズ第3弾!

舌に感じる味覚で美術品の真贋を見分ける美術コンサルタントの神永美有と美大の准教授・佐々木昭友、佐々木の元教え子で芸術家の卵・イヴォンヌのトリオが大活躍。

函館戦争で戦死した先祖を悼んで榎本武揚から贈られた、隕石を鍛えなおして作られたというサーベル。刀身の成分を調べてみると、隕石に含まれていたはずのニッケルが検出されず、偽の流星刀と断定された。だが、サーベルを前にした神永の舌はこの刀の意外な部分に甘みを感知していた(「流星刀、五稜郭にあり」)。

佐々木が密かに思いを寄せていた教え子・琴乃が結婚。いやいやながら結婚式に出席した佐々木の前で、琴乃は嫁ぎ先の家宝、支倉常長が持ち帰ったというローマ法王の肖像画を偽物と断じた。真贋の判定を託された佐々木は?(「B級偉人」)。

そのほか、志賀島の金印と同時代の「銀印」が京都から出土した。果たして本物か?(「銀印も出土した」)。

北海道の農家から見つかったモザイク画は、本当にカエサルの時代のものなのか?(「モザイクで、やーらしい」)。

ペリーが日本に持ち込み、将軍に披露したという蒸気機関車の模型は本物か。鍵を握るのはスケッチブックに残された「sen.T」の署名(「汽車とアスパラガス」)。

神永が味覚で美術本の真贋を見極めるきっかけが明かされる青春記(「春のもみじ秋のさくら」)。

GENRE
Mysteries & Thrillers
RELEASED
2017
August 4
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
368
Pages
PUBLISHER
文藝春秋
SELLER
BUNGEISHUNJU LTD.
SIZE
1.1
MB
家康、江戸を建てる 家康、江戸を建てる
2016
銀河鉄道の父 銀河鉄道の父
2020
札幌誕生 札幌誕生
2025
東京帝大叡古教授 東京帝大叡古教授
2016
池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳
2018
徳川家康の江戸プロジェクト 徳川家康の江戸プロジェクト
2018
天才たちの値段 美術探偵・神永美有 天才たちの値段 美術探偵・神永美有
2010
天才までの距離 美術探偵・神永美有 天才までの距離 美術探偵・神永美有
2012