流れといのち――万物の進化を支配するコンストラクタル法則 流れといのち――万物の進化を支配するコンストラクタル法則

流れといのち――万物の進化を支配するコンストラクタル法‪則‬

    • ¥2,000
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発行者による作品情報

「生物・無生物を問わず、すべてはより良く流れるかたちに進化する」――この画期的な物理法則を「コンストラクタル法則」と名付けて1996年に発表した熱力学の鬼才ベジャンは、2018年に米国版ノーベル賞とも言われるベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞した。



「生命とは何か」という野心的な探究を軸に据えた本書で著者は、富と資源の流れや、階層制の遍在性、テクノロジーやスポーツや都市の進化、政治や社会を支配する原理、時間や死の諸相までを見渡しながら、生命と進化のみならず、さまざまな事象への見方をくつがえすような、戦闘的な文章で読者を圧倒する。



本書でベジャンは「生命」「進化」を、物理の視点で語る。



生命という定義には生物も無生物も関係ない。動きながら自由に変化している=流れているものが生命だ。流れが尽きた系には終焉(死)が訪れる。



生命とは、より長く生きたい、食物や暖かさ、力、動き、他の人々や環境に自由にアクセスしたいという衝動なのである。

そしてベジャンはコンストラクタル法則の導きを元に、確固たる自信をもって、より良い未来へ向かう世界を提示する。



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【本書への賛辞】



「快作! 100冊のビジネス書を読むより本書1冊を丹念に読むほうがずっとよい」

鎌田浩毅 (京都大学大学院教授)



「溢れる嘘に惑わされることなく、世界の本質に沿って生きる人の、宝物となる本」

神田昌典 (経営コンサルタント)



「ひと言でいってスゴい」

橘 玲 (作家、新書大賞『言ってはいけない』著者)

ジャンル
科学/自然
発売日
2019年
5月24日
言語
JA
日本語
ページ数
339
ページ
発行者
紀伊國屋書店
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
18.2
MB