流れることへの哲学 流れることへの哲学

流れることへの哲‪学‬

存在の花を訪ねて

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Publisher Description

古代ギリシア以来、哲学は不動のものを真実在と見なし、確固不動たるものとしての実体を基礎概念とした。一方、ギリシアのヘラクレイトスは「万物流転」を説き、事物の流動性を語った。

西方の文化においても、流れは無視されてきたわけではない。息はルーフやプネウマとして重要な生命原理、精神原理であった。

本書は、哲学とは徹頭徹尾、具体性の中で展開されるもの、個と普遍が相即するものととらえる。存在論、言語論、倫理学、中動態、時間論、実体論、聖霊論などをめぐって、西洋哲学で主題化されて来なかった〈流れ〉を問う哲学試論である。

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2025
October 25
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
280
Pages
PUBLISHER
慶應義塾大学出版会
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
959.5
KB
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