〈滑稽〉道外案文[滑稽道外案文](3種) 〈滑稽〉道外案文[滑稽道外案文](3種)

〈滑稽〉道外案文[滑稽道外案文](3種‪)‬

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発行者による作品情報

〈滑稽〉道外案文[滑稽道外案文](3種)
【判型】中本1冊。収録順に縦180・179・182粍。
【作者】鼻山人(細河並輔・東里山人)作。松亭金水(中村経年・保定・金水道人)序。渓斎英泉(池田善次郎・池田義信・一筆庵可候・楓川市隠)画。
【年代等】江戸後期(文化頃)刊。[江戸]玉泉堂(布袋屋市兵衛)板。
【備考】分類「往来物・戯文・滑稽本」。異板など3種を収録。『〈滑稽〉道外案文[滑稽道外案文]』は、享和4年刊『附会案文』を模倣した滑稽本。序文に「この戯文は嚮(サキ)の年、十返舎が艸する処と趣旨(オモムキ)は粗(ホボ)似たりといへども…」と述べ、実際に『附会案文』を丸々引用した箇所がいくつかあるように奇抜な題材で綴った戯文である。前半の「書札妙智力難文(ショサツミョウチリキナンモン)」と後者の「諸用附会奇妙案文(ショヨウコジツケキミョウアンモン)」の2部からなり、前者は冒頭に絵目録を掲げて「会席年始状」から「侘入申一札之事」までの18通、後者は「稲荷様へ狐より年始状」から「極楽店請状之事」までの22通を2段組で収録するが、本文の途中に著者が士農工商別に詠んだ狂歌(「人は武士花はさくらの名を愛(メデ)て、さいたさいたとうたはれやしろ」以下4首)を掲げる。表紙(子供の前で手紙を書く大人の図)・見返ともに色刷。なお本書には数種の異板があるが、本巻収録の異本では、色刷表紙と見返を一新し、末尾上段所載の書状名「男妾の請状」を「酒呑の請状」と改め、「絵目録」に続く半丁(「書札妙智力難文」の扉)を削除したほか、全編通しの丁付けに改めてある。

ジャンル
歴史
発売日
2024年
3月27日
言語
JA
日本語
ページ数
61
ページ
発行者
成錦堂
販売元
Awaji bookstore Seikindo
サイズ
60.1
MB

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