瀬戸内少年野球団 瀬戸内少年野球団
瀬戸内少年野球団

瀬戸内少年野球団

    • ¥540
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発行者による作品情報

戦争が8月に終った。日本は負けた。ぼく、足柄竜太は八歳。国民学校の三年生――貧しかったけれど、日本が猥雑な活気に満ちあふれていたあの頃。ぼくたちの生き甲斐と楽しみは、野球と流行歌と映画だった。淡路島の少年少女たちが、ボールもバットもミットもないところから、オンナ先生の指導で野球チームを結成して大活躍。敗戦期を野球に夢を託してすごした子供たちと担任の女教師の心のふれあいを、売れっ子作詞家が熱い思いをこめて描く、感動の長篇野球小説。

ジャンル
小説/文学
発売日
1983年
11月25日
言語
JA
日本語
ページ数
247
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
2.2
MB