火床より出でて 火床より出でて

火床より出で‪て‬

    • ¥950
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発行者による作品情報

鬼才が放つ恐るべきハードボイルドミステリ!

誘拐されて殺された目も鼻もない子供。彼は黒い山肌を這い登ってゆく。誰も待つことのない賽の河原をさまよいつづける――。

男は大きな夢を持っていた。それは、殺人事件の加害者の心の暗部に直接働きかけるケア・センターづくり。しかし、その慈愛に満ちた男はいったいどこに消えてしまったのか。

彼との再会を願う殺人犯の娘のため、探偵は過去の闇へと分け入る。そして、すでに解決したと思われた事件は、探偵の前に驚くべき異なった貌を現わす。

コミック界の鬼才が、ミステリに挑戦して大きな反響を呼んだ傑作、待望の文庫版を電子化!

『追憶の夜』を改題のうえ、加筆改稿して新たに世の中に問う問題作。

著者プロフィール

山上たつひこ(やまがみたつひこ)
1947年徳島県生まれ。70年、ポリティカルフィクション「光る風」。72年、ギャグ作品の「喜劇新思想体系」。74年、「がきデカ」。87年、初の短篇小説「カボチャ通り」を発表。

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
2011年
1月13日
言語
JA
日本語
ページ数
544
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
1.3
MB
羊の木(1) 羊の木(1)
2011年
羊の木(2) 羊の木(2)
2012年
羊の木(5) 羊の木(5)
2014年
羊の木(3) 羊の木(3)
2013年
羊の木(4) 羊の木(4)
2013年
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2021年