火星の科学 ‐Guide to Mars- 火星の科学 ‐Guide to Mars-

火星の科学 ‐Guide to Mars‪-‬

水、生命、そして人類移住計画 赤い惑星を最新研究で読み解く

    • ¥1,700
    • ¥1,700

発行者による作品情報

「人類の火星移住」というSFの中での話であったことが、今や現実化しつつあります。 NASAをはじめとする宇宙開発機関、あるいはスペースXのイーロン・マスク氏の「2024年までに火星に有人宇宙船を送る方針(火星移住計画)」など、民間企業が火星有人探査に向けた計画も進んでいます。 人類は本当に火星に行けるのか、火星に住むことはできるのか、とても関心あることです。 人類が移住を試みる火星とは、一体どんな惑星で、その表面はどのような場所なのでしょうか? 火星には、水が豊富な惑星であることを示す痕跡があり、火星に生命は存在するのかということは長年の謎です。 この謎を解明すべく、アメリカのバイキング1号・2号から火星表面の観測がスタートし、その後数多くのローバーが投入され、今なお研究が進められています 日本では、2020年代前半の打上げを目指し、火星衛星探査計画(MMX)の研究開発が進められています。 その内容は、火星の観測とともに、火星の衛星フォボスとダイモスの2つの衛星も観測し、うち一つの衛星には着陸してサンプル採取を行い地球に戻ってくるサンプルリターン計画です。 日本の観測、そして世界の観測が進むにつれ、火星の環境が詳しく調べられ、生命の可能性や人類の火星移住についての研究が、日々新しい情報に更新されます。 興味のつきることのない火星ですが、2018年7月31日に火星と地球は約5760万kmまで接近し、5万7千年ぶりともいわれた2003年の火星大接近以降、久々に火星が地球に大接近します。 今年の夏から秋にかけては、南の空の低い位置に不気味なくらいに赤く輝く火星が目を引くことになります。 地球から見た火星はどのように見えるのか、今回の大接近、そして次回以降の火星の接近の様子を紹介しつつ、火星の見え方や楽しみ方も紹介します。

ジャンル
科学/自然
発売日
2018年
7月13日
言語
JA
日本語
ページ数
74
ページ
発行者
誠文堂新光社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
57.8
MB

藤井旭 & 荒舩良孝の他のブック

藤井 旭の天文年鑑 2023年版 藤井 旭の天文年鑑 2023年版
2022年
まんがで読む 星座と神話 まんがで読む 星座と神話
2020年
星と星座 パーフェクトガイド 星と星座 パーフェクトガイド
2018年
新版 月と暮らす。 新版 月と暮らす。
2019年
藤井 旭の天文年鑑 2022年版 藤井 旭の天文年鑑 2022年版
2021年
藤井 旭の天文年鑑 2021年版 藤井 旭の天文年鑑 2021年版
2020年