狂歌三十六歌仙
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Publisher Description
画工未詳、三陀羅法師撰、狂歌師肖像集。半紙本1冊。刊記欠。寛政末年から享和末年までの刊。色摺り。画工は、北斎もしくは北斎派。序、三陀羅法師。口絵の2図は、「春夏秋冬」と「雪花月」にそれぞれ狂歌師及び狂歌を配当したもの。歌仙絵は、屋職堅丸以下、三陀羅法師まで、18丁36図。「三十六歌仙」の様式に倣った、三陀羅法師が率いる千秋連の肖像図集である。類似趣向の先行作は大田南畝作、丹丘画、天明5年(1785)頃刊『三十六人狂歌撰』、宿屋飯盛撰、北尾政演(山東京伝)画、天明6年刊『吾妻曲狂歌文庫』ほか少なくない。また序には「こはそも戯場のすさみなれは」云々とあり、本集が演劇趣味に由来することをいう。狂歌師の肖像には、顔に隈取りをしたものをはじめ、芝居がかった表情や所作を真似たものが多く見受けられる。(鈴木淳)〈参考文献〉安田剛蔵『画狂 北斎』1976年5月、有光書房。(国立国会図書館デジタルコレクション解題より)
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タイトルヨミ:キョウカ サンジュウロッカセン
著者ヨミ:サンダラ ホウシ、カツシカホクサイ
種類:狂歌