猟人日記(上)
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Publisher Description
(この本について)
この本はツルゲーネフ作、米川正夫訳の「猟人日記」です。
以下のように三巻構成となっています。
「猟人日記(上)」
「猟人日記(中)」
「猟人日記(下)」
この本はそのうちの上巻です。なお解説は、下巻に掲載します。
この古典教養文庫版の「猟人日記」には次のような特長があります。
1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは原訳書にあったものに、編集者が適宜加えたものです。
4、原書のドイツ語などの外国語は原語で掲載し訳をカッコの中に入れました。
5、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。
なお、訳者による解説は下巻に掲載します。
底本は以下のものとなります。
平凡社「ロシアソビエト文学全集3 猟人日記」
一九六五年九月五日初版発行
各巻の内容は以下のようになっています。
「猟人日記(上)」
一 ホーリとカリーヌイチ
二 エルモライと粉屋の女房
三 マリーナの泉
四 田舎医者
五 私の隣人ラジーロフ
六 郷士のオフシャニコフ
七 リゴフ
八 ベージンの草野
九 クラシーワヤ・メーチのカシヤン
「猟人日記(中)」
十 支配人
十一 事務所
十二 狼《ビリューク》
十三 二人の地主
十四 レベジャン
十五 タチヤナ・ボリーソヴナとその甥
十六 死
十七 歌うたい
十八 ピョートル・ペトローヴィチ・カラターエフ
「猟人日記(下)」
十九 あいびき
二十 シチグロフ郡のハムレット
二十一 チェルトプハーノフとネドピュースキン
二十二 チェルトプハーノフの最後
二十三 いきた御遺骸
二十四 音がする!
二十五 エピローグ 森と荒野
解説
(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍デバイスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでの読書に最適化しました。またMacやパソコンでも読むことができます。
3、すばやい操作性
索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
4、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
5、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。古典教養文庫のブログに書き込むことで迅速なレスポンスが得られます。