猫が幸せならばそれでいい ~猫好き獣医さんが猫目線で考えた「愛猫バイブル」~
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Publisher Description
猫好き獣医さんの「愛猫バイブル」。
大ヒットした「ありがとう! わさびちゃん」「俺、つしま」編集チームによる猫本第3弾は、日本猫医学会創設メンバーである女性獣医による「愛猫バイブル」。
著者は日本でも数少ない米国動物行動学臨床専門医の資格を有する気鋭の女性獣医。「サライ.jp」で人気ランキングを独占した「にゃんこサライ」をまとめた一冊。自ら保護猫と暮らす著者が専門の動物(猫)行動学から実用に供したコンテンツで展開します。
「猫のトイレ事情」「ストレス、認知症」「猫によって異なる食べ方に合わせたキャットフード」「おふくろの味」「猫同士の相性」「すりすり行動の謎」「爪とぎする理由」「人語を理解しているか」など約50のコンテンツに加えて、「愛猫とのコミュニケーションを深め「キャットアジリティー」も紹介。
挿絵は、猫好き読者に大人気の「俺、つしま」のキャラクターが随所に登場。ほっこり、ほろりも随所に散りばめた展開で猫好きの心を捉えます。
Customer Reviews
勉強になりました
ねこの行動学を専門にしている獣医師さんの書かれた本ということで、興味深く拝読しました。エビデンスにもとづいた調査データと細やかな観察による説明に説得力があり、わかりやすかったです。
「クリバスキュラー」「アログルーミング」「フェイシャルフェロモン」「コンカベーション」「キャットアジリティー」「オペラントの条件づけ 負の罰・正の強化」等知らなかったことが知ることができて、読んでよかったと本当に思います。
特に、小太郎との思い出は目から涙が。また認知症や災害時の備品優先順位は、いずれ役に立つことですね。
ねは、ねこのね。実際は禰からつくられたそうですが、なんともねこに似ていることか。おもしろいです。
ねこの語源は諸説あるようですが、図書館に置いてある全二十巻ほどの語源辞典には、鳴き声の「ねう(ニャー)」に親愛を込めた接尾語の「こ」をつけたものとあります。すずめも鳴き声に接尾語のめをつけたもので、泣き声で動物を表すことは少なくないようです。故にねことは、ニャンコということになりニャンと可愛い言葉でしょう!その上美しく気品を備えています。アングルの描いた「ラ・グランド・オダリスク」は解剖学的にヒトには無理なポーズをしています。あの女性はねこだと思いますが、どうでしょうか。