猫を処方いたします。2
-
-
4.4 • 7件の評価
-
-
- ¥770
発行者による作品情報
京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった!彼氏との関係に悩む女子大生、妻に先立たれた老人、保護猫センターで働く男……。「処方猫」と過ごす時間によって、患者達の心の傷は少しずつ癒えていく。一方、猫を処方する”ニケ先生”には何か秘密があるようで——?猫と人の絆を描いたシリーズ第二弾!
カスタマーレビュー
気持ちが高揚
、
一気に読み進めることができました
伏線を回収しつつ、物語は予想だにしない結末へ向かい、読後はとても温かい気持ちにさせられました。猫は逝く時、楽しかった記憶を思い出しながら一人で逝く,という言葉にマチ猫を世話している者として救われた気がします。