猫霊 災厄をもたらす霊障、あるいは人知を超えた神秘としての超現象
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発行者による作品情報
古今東西の祟りめいた話は、なぜ犬ではなくて猫なのか。
かつてブリーダーとして多くの猫に触れ、長きにわたる純血猫たちとの暮らしがもたらした「磨ぎ澄まされた霊への感性」を持つ著者が、科学的な見地から超常現象を検証。
不思議が取り巻く人知を超えた世界に踏み込む。
【本文より】
人間の魂を捕らえ、心をときめかせ、ときに深い悲しみをも与えてくれる猫。
しかし、彼らの優雅さの裏側には、不幸という陰が潜んでいます。
遺伝による健康面の問題、手間のかかる猫種であるが故に被る人間の身勝手による災難など、一見優雅に見える彼らには、数限りない不運の可能性が用意されているわけです。
なぜ、古今東西の祟りめいた話が、犬ではなくて猫なのか。
猫の特性などにも触れながら、目には見えない霊魂、ときに愛というものを、冷静に綴ってゆきたいと思います。
【内容】
まえがき 優雅さの裏側にあるもの
第一章 生と死の境界線
第二章 猫の霊感
第三章 猫の霊感が強いわけ
第四章 裏切りのない愛
第五章 恨み
第六章 命拾い
第七章 もうひとりの自分
第八章 きずな
第九章 フォレスト
第十章 胞子型分与霊説
第十一章 祟り
第十二章 奇形
第十三章 身代わり
第十四章 消えた子猫
第十五章 死を招く猫
第十六章 愛情保存の法則
第十七章 猫は祟るのか
第十八章 リリコと米
第十九章 反響
最終章 愛と霊
あとがき 霊の力の源になるもの
【著者】
岩崎るりは(いわさき・るりは)
福島県生まれ。作家・サイエンスライター・猫研究家。著書『猫のなるほど不思議学』『猫セックス』『猫だって笑う』など。