猿飛佐助
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3.4 • 8 Ratings
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Publisher Description
「猿飛佐助」は大正・昭和時代に活躍した日本の小説家である織田作之助の小説。この作品は伝説の忍者(猿飛佐助)の人生を書いた時代小説。この作品は底本の「織田作之助 名作選集4」[現代社、1956(昭和31)年]に収録されている。
Customer Reviews
ぷっぱ
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参りました
駄洒落が炸裂するだけでなく、無茶苦茶な展開とスピード感があいまってストレス発散小説になっている。
猿飛佐助とは誰なのか、誰を皮肉っているのか気になるところ。
Yossi_rocks
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織田作之助の反骨精神を具現化!
まぁ、くだらない!(笑)
実にくだらないだけでなく、下品な事もこの上ない!
しかしである。
これが書かれたのが太平洋戦争の頃である事を考えると単純に「くだらない」とは言ってられない。
かつてのヴォルテールが「キャンディッド」で、アリストファネスが「女の戦争」を著した時の反骨精神がそこらかしこに滲み出ている。