王子さまは9才年下〜バツ1コブ2シングルマザーの春〜愛と勇気!ハッピーエンドな女た‪ち‬

売り出し中の少女小説家・伊藤満代(いとう・みつよ)は7年前に離婚、今は千歳(ちとせ/14歳)と百世(ももよ/10歳)という二人の娘と一緒に暮らしていたのだが、そこへある日突然別れた元夫から電話があり、思わぬ申し出をされる。満代と離婚後、別の女性と結婚したものの子供に恵まれず、千歳か百世のどちらかを引き取りたいというのだ。まだまだ小説家として生活の安定しない自分に比べ、元夫の実家は資産家で裕福だ。娘たちのことを考えると向こうへ行ったほうがいいのかもしれない…葛藤する満代だったが、そのときそれを阻止するべく立ち上がった一人の男がいた。満代の担当編集者で9才年下の平松幸一(ひらまつ・こういち)だった。「僕と結婚しましょう!母子3人まとめて面倒みますよ」それは、仕事の関係を超えて前々から満代のことを慕っていた幸一の、一世一代のプロポーズ。心揺れる満代だったが、そのときそれに強硬に反対したのは、なんと長女の千歳だった……。(※本コンテンツは合冊版「愛と勇気!ハッピーエンドな女たちVol.1-1〜特集/私たちの絆の物語」の内容と重複しています。ご注意ください)