環の影 1
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3.2 • 5件の評価
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- ¥630
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発行者による作品情報
天に懸かる巨大な“環(わ)”。その影を追い暮らす“影従国(ケイジュウコク)”。その小国の安寧の日々は、ある日突然、侵入者の手によって崩れ去る。小国の火種はやがて多くの国々を巻き込み、時代は大きくうねり出す。壮大なスケールと緻密な描写で紡ぐアジアンファンタジー巨編開幕!!
APPLE BOOKSのレビュー
前作の現代劇『ROUTE END』が話題を呼んだ中川海二による異色のファンタジー。土星のような環(わ)を持つ惑星。信仰によりその環の影を追って都市ごと移動する「影従国」(けいじゅうこく)が、突如現れた侵入者によって平穏を脅かされる。アジア風の民族衣装に全身タイツのような戦闘服、レールの上を動く集合都市や、科学とも魔法ともつかない技術を持った世界。オリジナリティに富んだ世界観が、筆者らしい緻密な描写でさらに説得力を増す。戦いに巻き込まれる小国の命運を描く壮大なスケールのドラマであり、影従国で生きる王妃の妹カマルと異邦人アウシを主人公とする冒険譚でもある。
カスタマーレビュー
garlic-flavor
、
キャラに感情移入できなさすぎてすごい。
ただでさえ手がかりのないハイファンタジーで誰にも共感できなさすぎて置いてけぼり感がすごい。
本来はキングダムぐらいの巻数使ってやるつもりやったものの冒頭部分なんじゃないかと思いました。