甘い蜜の部屋(上)
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4.3 • 3 Ratings
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Publisher Description
裕福な家庭の一人娘として父親の愛情を一身に受け、何不自由なく育った美少女モイラ。生来の類稀な美貌と不可思議な香気を放つ皮膚、無意識な媚態は、周囲の男たちを翻弄し、次々と破滅させていく。一方で彼女は心の中では終始、父親との甘く濃密な愛の部屋に棲んでいた……。十年の歳月を費やして完成された傑作長編。泉鏡花文学賞受賞作品。
GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
1996
December 5
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
281
Pages
PUBLISHER
筑摩書房
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
828.7
KB
Customer Reviews
梅酢🥀
,
好みは分かれる！けど…
この本、かなり好みが分かれます。
ひたすら美しいものが讃美され、美人じゃない女性はそれだけで悪者扱いです。
ヒロインはどれだけ悪い事をしても一切お咎めがないです（大体の事はお金持ちで優しいパァパが何とかしてくれるから）。
「私の為に争わないでー！」ではなく
「こいつら全員私の為に争ってるけど、それが何？」
…というメンタリティの性格悪い女の子。
お金持ちで愛されて美人な、怖いモノなしのヒロイン。
お世辞にも、今の漫画やアニメに出せないぶっ飛んだモイラが好きです。
私はもの凄く刺さりました。