田中角栄の資源戦争
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発行者による作品情報
石油の一滴は血の一滴―戦後最大の経済成長を導いた宰相・田中角栄は70年代、エネルギー安全保障を確保すべく、アメリカの傘下を離れ、世界の資源国と直接交渉する大胆な「資源外交」に打って出た。
世界の資源を覆い尽くすアメリカや欧州の覇権、石油メジャーやウラン・カルテルの壁を突き破ろうとした角栄の資源戦争はいかに展開され、いかに潰されていったか。
石油依存を脱すべく原子力へ踏み出した日本の航跡をたどり、3.11後の漂流する日本のエネルギー政策の現状を問うた話題作。