異世界迷宮でハーレムを 12
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発行者による作品情報
「あっ……」---いい声だ。TVアニメ 2022年放送決定! 大人気シリーズ待望の新刊。5人の美少女奴隷の抱き心地は…?
ハルツ公爵が主導したセルマー伯爵家転覆作戦に従事した加賀道夫は、
爵位継承に邪魔なセルマー伯長女のルティナを褒賞として預けられた。
ルティナは可憐で美しい元伯爵令嬢。道夫は、装備品を渡したり、
魔法使いのジョブに就けるなどしてルティナの懐柔に勤しみ、
ハーレムメンバーとして取り込んでいく。
迷宮探索のほうも、ロクサーヌの上昇志向に苦労を覚えるほど順調に進んでいた。
そんなある日、ルティナたちの一族の長から道夫と面談したいとの要望が入る。
事実上の面接かと緊張する道夫であったが--------。
一方、ルティナも、クーデターを起こされるほどの堕落した
セルマー伯家の一員として厳しいことを言われ続け、あの人は苦手だとのたまう。
長との面談は、些細な行き違いから貴重な装備品を手に入れるなど、
無事にクリアできた。
後日、長からは一族が重視する迷宮へ入ることを持ちかけられる。
道夫はこれに乗るが、やはりロクサーヌの上昇志向には苦慮した。
なんとかいなしつつもまじめに迷宮に入る道夫に、
長から今度はグリニアの探索という依頼が出された。
エルフのルティナを前面に押し立て、接触が失われた
グリニアの情報を知る者を探す道夫。
無事に探し出し、途中まで連れて行ってもらうことに成功した。
道夫は、さらにその奥のグリニアとの再接続を目指して、
道なき道を進んでいくのだった。
蘇我 捨恥(ソガノシャチ):東京都在住。愛社精神あふれる兼業作家。
四季 童子(シキドウジ):愛知県在住。
『フルメタル・パニック』、『セブン=フォートレス』、『モンスターコレクション』などのイラストレーションで知られる人気イラストレーター。
カスタマーレビュー
web版とここから分岐した。
新しいクエストと目的が12巻から始まった。
そう考えていいものです。
前の11巻から時間が空いていて正直一部納得のできない部分があるのですけれどそこの補正を入れていないのはおそらくわざとという事なのでしょう。
この巻ではルティナが何度も何度も出てきてくれる素晴らしい出来です。しかし、web版との差異がある部分でもあり終始小骨が詰まった感じがします。
おそらく大切な儀式を行なっていない状態からルティナとの絡み続いているからなのでしょう。初めて読む方にはそれほど違和感は感じないものでまとまったと思います。
web版から読んだ方は無くなったエピソードを惜しむかもしれません。
私は省略されたか、後に回す予定かのこのエピソードは好きなので何処かの巻で入れて欲しいかなぁ。っと思いますね。
あと、ロクサーヌがちょっと怒ってる風に感じたかな?
ストーリーの進みが遅い…
初期のころはストーリーとテンポのバランスがよく面白かったのですが…内容がマンネリしているようにも感じ、さらに主人公の思考描写がとてもまどろこしく、おまけに面倒な感じが強くなってきて…
読み物としての質の低下が気になります。
主人公がキツい…
アニメから期待して出ている分を一気読みしたけど、話の展開がワンパターンすぎるし、主人公の言い訳にしてもバリエーションが無いせいでテンポが悪くてイライラする。
せっかくの新パーティー加入も日常パートに落とし込むだけの作業になってて、キャラ同士の関係性とか内面とかの深堀が無いせいでテンプレートに嵌めるだけの話に面白味が全く感じられない、
ハーレム生活もダンジョン攻略も半端に描きすぎて、転生ものとしてもハーレムものとしても物足りなさを感じる。
このテンポの悪さが伏線になっているのだとしても、もう少し見せ方があると思うし、流石にくどい。
あと、ヒロイン達のBot化は本当にやめて欲しい。
戦闘、日常パート、ハーレム、全てを型に嵌めるだけの展開がこれ以上続くなら以降は買う必要はないかな?っと思ってしまった。
序盤の生きるか死ぬかの瀬戸際の緊張感とか、その中での成長とか、セイア加入以降は全く感じられないので、先の見える今の展開をどこかでぶち壊して欲しいです。