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発行者による作品情報

オフィス街に程近い商店街の一角、犬の看板が目印の雑居ビルの地下一階にその店はある。
猫の絵が描かれた扉の食堂「洋食のねこや」。
創業五十年、オフィス街のサラリーマンの胃袋を満たし続けてきた。
洋食屋といいながら、洋食以外のメニューも豊富なことが特徴といえば特徴なごく普通の食堂だ。
しかし、「ある世界」の人たちにとっては、特別でオンリーワンな一軒に変わる。
「ねこや」には一つの秘密がある。
毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客"で溢れ返るのだ。
チリンチリンと鈴の音を響かせやってくる、生まれも、育ちも、種族すらもばらばらの客たちが求めるのは、世にも珍しい不思議で美味しい料理。
いや、オフィス街の人なら見慣れた、食べ慣れた料理だ。
しかし、「土曜日の客たち」=「ある世界の人たち」にとっては見たことも聞いたこともない料理ばかり。
特別な絶品料理を出す、「ねこや」は、「ある世界」の人たちからこう呼ばれている。
―――――「異世界食堂」。
そして今週もまた、チリンチリンと鈴の音が響く。

ジャンル
小説/文学
発売日
2015年
2月28日
言語
JA
日本語
ページ数
344
ページ
発行者
主婦の友社
販売元
SHUFUNOTOMO CO LTD
サイズ
8.7
MB

カスタマーレビュー

Boss_Coffee

タイトル通りの中身

異世界とつながった食堂で繰り広げられる人間ドラマが描かれる。
基本的にショートストーリーが連なって構成されているので、空き時間に読みやすいのは評価点。料理に使用されている食材名が異世界の言葉で表現されているが、それが現実世界でいう何なのかは理解出来るので苦ではない。食事の描写は精緻に行われており、その様も想像しやすい。

惜しむらくは、一文が異様に長く、読みづらい箇所が散見される点。この部分に関してはどうにも私の肌に合わなかったので、少しもったいない気も。

すでに他作品で幾度か描かれているモチーフを取り扱った作品だが、本作はそれらよりもファンタジー色が濃くなっている。食事を中心とした人間ドラマに興味がある人にはオススメ。

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