石器の世界ペルシダ‪ー‬

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バローズの名作を厚木淳氏の訳、武部本一郎氏の画が彩る小説シリーズ


飛行船に乗って北極から地底世界に到着したフォン・ホルスト中尉は、仲間とはぐれてこの未開の秘境をただ一人さまようことになった。彼は早速、翼のある怪獣に襲われ、全身を麻痺させられて身の毛もよだつようなその巣へと運ばれていった。九死に一生を得てその窮地を脱した彼は、蛮族や野獣と戦って日を送るうちに、往年のドイツ帝国空軍中尉から石器時代の原始人へと、たくましく変貌していった。永遠に真昼の太陽のもとで展開する手に汗にぎる冒険と恋の大活劇!