砂上国興亡記 砂上国興亡記

砂上国興亡‪記‬

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発行者による作品情報

幻影の都市は、ここへ迷いこみ、病み衰えた者の目の前にだしぬけに現れる

女王の実在を疑うことは、砂上国では禁忌とされる。たとえだれも会ったことがなくても、女王が存在するからこそ、砂上国は存在している。それが暗黙の了解だった。砂上国では、言ってはならないことがある。考えてもいけないことがある。たとえば、こんなことだ。(本文より)
死んだ都に砂まじりの寂しい風が吹く……。かつて栄えた国の終わり、世界の終焉を美しい文体で描いた幻想小説。電子オリジナル作品。

●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)
1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)、第10回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞(2021年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は230冊を超える。

ジャンル
小説/文学
発売日
2025年
8月28日
言語
JA
日本語
ページ数
42
ページ
発行者
アドレナライズ
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
5.5
MB
八丁堀の忍 八丁堀の忍
2018年
八丁堀の忍(二) 大川端の死闘 八丁堀の忍(二) 大川端の死闘
2019年
ようこそ夢屋へ~南蛮おたね夢料理~ ようこそ夢屋へ~南蛮おたね夢料理~
2015年
八丁堀の忍(三) 遥かなる故郷 八丁堀の忍(三) 遥かなる故郷
2019年
お江戸薬膳出前帖 さいわい飯 お江戸薬膳出前帖 さいわい飯
2025年
八丁堀の忍(四) 隻腕の抜け忍 八丁堀の忍(四) 隻腕の抜け忍
2020年