神に愛されていた 神に愛されていた

神に愛されてい‪た‬

    • 4.1 • 7件の評価
    • ¥1,900
    • ¥1,900

発行者による作品情報

小説を書くことに翻弄される二人の女。

どうしようもなく背負ってしまう因果。

無傷ではいられないのに、

それでも私は書き続けるのだ、

という覚悟。

そのすべてを封じ込めた物語を

チレンさんは書いてしまった。

――――窪美澄(作家)



彼女は己の何もかもを削ぎ落しながら、

美しく繊細な物語を紡ぐ。

そうして生まれた作品は眩いばかりの光を放ち、

同時に深い闇を孕む。

この作品は、まさしく木爾チレンそのものだ。

――――町田そのこ(作家)





窪美澄さん、町田そのこさんも激賞!!

一気読み必至!! 2023年の大本命!!

最旬にして俊豪・木爾チレンの真骨頂、

深き心の闇に愛憎蠢くヒューマンミステリー!!

女にだけわかる、狂気。

過剰な嫉妬は、やがて強大な殺意へ…。



若くして小説家デビューを果たし、その美貌と才能で一躍人気作家となった東山冴理。

しかし冴理は人気絶頂のさなか、突然、筆を断った――。

やがて三十年の時が経ち、冴理のもとに、ひとりの女性編集者が執筆依頼に訪れる。

「私には書く権利がないの」そう断る冴理に、

「それは三十年前―白川天音先生が亡くなったことに関係があるのでしょうか」編集者は問う。

「あなたは、誰かを殺したいと思うほどの絶望を味わったことってあるかしら」

――そして、この時を待っていたというように、冴理は語り始める。

高校文芸部の後輩、白川天音が「天才小説家」として目の前に現れてから、

全ての運命の歯車が狂ってしまった過去と、その真実を……。

希望と絶望、 羨望と嫉妬……

これは、ふたりの女性作家が、才能を強く信じて生きた物語。



すべてを読み終えたあと、

あなたはタイトルに託された"切ない意味"を知り、

ぎゅっと、胸を締め付けられる。



ヒット作『みんな蛍を殺したかった』の俊英女性作家による、

1年ぶりの書き下ろし長編小説。

満を持して、待望の最高傑作、降臨!!

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
2023年
11月5日
言語
JA
日本語
ページ数
188
ページ
発行者
実業之日本社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
3
MB

カスタマーレビュー

どさんこ41

中編ではありますが

これがもっとスケールの大きなものだったらもっともっと凄かったように思います。

木爾チレンの他のブック

溶けたらしぼんだ。 溶けたらしぼんだ。
2014年
本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー 本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー
2023年
殺戮の天使 UNTIL DEATH DO THEM PART 殺戮の天使 UNTIL DEATH DO THEM PART
2016年
殺戮の天使 3 ONCE IN A BLUE MOON 殺戮の天使 3 ONCE IN A BLUE MOON
2018年
殺戮の天使 2 BLESSING IN DISGUISE 殺戮の天使 2 BLESSING IN DISGUISE
2017年
Just Be Friends. Just Be Friends.
2015年

カスタマーはこんな商品も購入