神のまにまに 1
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5.0 • 3件の評価
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- ¥630
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発行者による作品情報
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】時は江戸、まだ神が人間と共にあった時代…。正義感の強い少年・一進は日照りに襲われた村を救うために神に祈りを捧げた。すると、その祈りが届いたのか彼の前に神が現れる。しかし神は一進の思っていたのとは全く別の方法で村から飢えを無くして…!? 神を巡るダーク和風ファンタジー、堂々開幕!!
APPLE BOOKSのレビュー
“たたり神”となった少年と“神”の戦いを描く和風ダークファンタジー。江戸時代、自らの祈りのために肉親を含む村人全員を神に惨殺された一進は、強い憎しみから、たたり神となり100年を生き続けた。やがて人間が組織する“神狩り”に出会った彼は、自身も神でありながら、災厄をもたらす神を狩る任務に就く。神を狩る、という設定とエモーショナルな作風で、着実にファンを増やしている注目作。描かれる神の造形はほとんど鬼のようであり、人の信仰を裏切る卑劣さを持ち、倒される対象になっている点でストーリーが深まっている。「人の命には必ず意味がある」という亡き母の言葉が、一進にどう作用していくのか。一筋縄ではいかない、今後の展開に注目だ。