神田ごくら町職人ばなし 〈一〉
-
-
4.4 • 45 Ratings
-
-
- ¥1,100
-
- ¥1,100
Publisher Description
「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」
ただひたすらに、ひたむきに……
桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。
伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。
■桶職人
覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。
■刀鍛冶
自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は…
■紺屋
友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが…
■畳刺し
明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で…
■左官(一、二、三)
土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…
Customer Reviews
cxなお
,
神田ごらく町職人噺
次の作品も見たいです。
DarkSaber(3298)
,
職人の心意気が良きかな
私のうちは、本家は桶屋、親戚に紺屋・左官・クリーニング屋がいる職人家系です。
職人の心意気が良きかな。
作者の絵も、間違いなく、職人の産物ですね。