禅的生活365日 禅的生活365日

禅的生活365‪日‬

一日一字で活溌に生きる

    • ¥2,000
    • ¥2,000

発行者による作品情報

「一期一会」「本来無一物」など、熟語形が多い禅語ですが、じつは漢字一文字でも禅的な風味を読み取ることは可能です。



生、老、空、安、我、色、心、柱など、その文字の背景や仏教的意味を知ると、何気なく使っている文字にも意味深い味わいが生まれ、日々の暮らしを豊かにしてくれます。



たとえば「苦」。



【解説】

人間は、甘(かん)・酸(さん)・辛(しん)・苦(く)の順に味を覚え、逆の順番で忘れていくらしい。

つまり「苦み」を旨いと思えたら一人前、しかし老化と共に「苦み」や「辛み」が楽しめなくなり、最後まで旨いのが「甘み」。

ビールを呷(あお)り、タラの芽や蕗の薹の天麩羅が旨いと思える私はまだ若いのか。

いや、問題は心の甘酸辛苦である。辛く苦しいことも味わい楽しめるのが大人。「苦」とは元々「にがな」という草のことだ。



本書では、芥川賞作家であり禅僧でもある玄侑宗久氏が、「毎日の一文字」365字を選定しました。

その文字に込められた禅的・仏教的なものの考え方や見方などを、遊び心満載の文で解説。俳句もたくさん登場します。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2025年
3月17日
言語
JA
日本語
ページ数
386
ページ
発行者
誠文堂新光社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
135.4
MB
中陰の花 中陰の花
2005年
NHK「100分de名著」ブックス 荘子 NHK「100分de名著」ブックス 荘子
2016年
禅的生活 禅的生活
2003年
現代語訳 般若心経 現代語訳 般若心経
2006年
まわりみち極楽論 まわりみち極楽論
2006年
しあわせる力~禅的幸福論~ しあわせる力~禅的幸福論~
2010年