科学の発見
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4.5 • 4件の評価
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発行者による作品情報
本書は不遜な歴史書だ!
ギリシャの「科学」はポエムにすぎない。
物理こそ科学のさきがけであり、科学の中の科学である。
化学、生物学は物理学に数百年遅れていた。
数学は科学とは違う――。
1979年のノーベル物理学賞を受賞した著者が、
テキサス大学の教養課程の学部生にむけて行っていた講義のノートをもとに
綴られた本書は、欧米で科学者、歴史学者、哲学者をも巻きこんだ大論争の書となった。
「美しくあれかし」というイデアから論理を打ち立てたギリシャの時代の哲学が
いかに科学ではないか。アリストテレスやプラトンは、今日の基準からすればいかに
誤っていたか。容赦なく現代の科学者の目で過去を裁くことで、
「観察」「実験」「実証」をもとにした「科学」が成立するまでの歴史が姿を現す。
解説・大栗博司 (理論物理学者)
APPLE BOOKSのレビュー
スティーヴン・ワインバーグ著、赤根洋子訳の「科学の発見」。素粒子物理学においてワインバーグ=サラム理論を完成させ、1979年にノーベル物理学賞を受賞した著者が、古代ギリシャから20世紀に至るまでの科学を独特の解説で綴った。古代ギリシャのタレスやプラトン、16世紀のベーコン、17世紀のデカルトなどの発見について、現在の基準で批判を加え、一刀両断にしている。一般的に、歴史研究においては現在の価値観で過去について論じることは禁じ手とされている。しかし歴史家ではなく物理学者である著者だからこそ、この方法を貫くことができ、先人たちがどこをどのように誤ったのかを明らかにすることで、現代科学の客観性を際立たせることに成功した。科学に誤りがあったとしても合理的な観察や検証により真実に近づくことができるという論旨は、科学以外のジャンルにもあてはめて読むことができ、胸に響く。歴代の物理学者、天文学者らの功績が時代順にわかりやすく記述されており、科学通史としても卓越した一冊。
カスタマーレビュー
中3でも
現在の科学のスタイルになるまでの遍歴
過去の科学者と現代の科学者の違い
少しばかり過激だが過大評価される偉人などなど
十二分に楽しむことができた