科学者が読み解く日本建国史
古事記・日本書紀の真意に迫る
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2.5 • 2件の評価
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- ¥880
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発行者による作品情報
アフリカに誕生した太古の人類は、やがて世界の各地に向けて旅立ちます。それが、「グレイトジャーニー」と呼ばれるものです。その足跡を、科学的に追跡する方法として現在、注目を集めているのがY染色体の変異であるハプロタイプの解析です。それによれば、ユーラシア大陸の東の地域には、時を隔てて都合、二回の人類の集団移動があったことが分かっています。本書は、ユーラシア大陸の東側における古代文明と王朝の興亡の足跡を、司馬遷『史記』の読解と、Y染色体のハプロタイプ解析などで追いかけます。歴史に造詣の深い稀有な科学者である著者だからこそできる力業で、中国・韓半島・日本列島を巻き込む歴史の激流の跡と人間たちの移動のドラマを、生き生きと壮大なスケールで再現を試みます。日本という国家はどのようにして出来上がってきたのか。出雲と邪馬台国、大和朝廷の関係を、どう読み解けばいいのか。『古事記』『日本書紀』に隠された「日本建国の精神」とは何か?「記紀」の成立に直接・間接に関わった藤原家一門が、「記紀」に込めた真意とは何か?藤原家の先祖・中臣鎌足が関わった「大化の改新」の意味とは?著者の大胆な推理力が導き出した答えは、私たちの想像を超えるものでした。
カスタマーレビュー
星一つ
遺伝子の分析から日本の記紀の時代までの成り立ちを解明しようという著書。
前著を読んでんいないので、割愛されている部分が多いので、
しっかり理解できたとは言えないのですが、
ハッキリ言って、この内容は、
面白みも、史実としての説得性も、科学的な背景についても、
いずれもしっかり説明されているとは感じません。
いや、高尚な内容なんだと思います。
しかし、素人には、一つだけのことしかわかりませんでした。
ヤマト朝廷は古代中国からの移民の末裔である。
と。
もちろん、この点については、賛同できませんね。。