移民 難民 ドイツからの警鐘 たった10年で様変わりしたヨーロッパ
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Publisher Description
第2波到来!
もはや制御不能!
急増する犯罪、EUの混乱、
国民感情と乖離する政治・メディア
これは明日の日本か!?
2020年以降、反省のないまま難民第2波が起きて、問題は確実に深刻さを増している。ほぼ修復不能といって大げさではないだろう。(本文より)
メルケル元首相の国境開放による混乱を詳述した2019年刊『移民 難民 ドイツ・ヨーロッパの現実 2011-2019』に続く衝撃の報告、第2段
<目次>
プロローグ
第一章 犯罪・暴動─様変わりするドイツ社会
悲鳴をあげる自治体
イスラムテロの犠牲者たち
移民の増加と犯罪の増加の相関関係
警官をターゲットにした大暴動
ドイツのタブー「ユダヤ問題」が再燃
外国人マフィアの温床になったドイツ
治安の良い都市が大暴動に見舞われる
第二章 ノーを突きつけるEU諸国
フランスの移民政策の失敗を露わにした大暴動
「ウクライナ難民は歓迎、中東難民は拒否」がまかり通る
「国境の壁」を張り巡らせたポーランド
イタリア女性首相の毅然たる難民対策
第三章 EUを混乱に陥れたのは誰か
メルケルの「我々はやれる!」で始まった悪夢
ほころびかけたEUが抱える時限爆弾
移民大国ドイツの複雑な「差別」事情
EU諸国の懸念をよそに移民法を改正
瓦解するドイツ政治
第四章 難民たちはこうしてやって来た
美しいカナリヤ諸島にアフリカ難民が殺到
密航を斡旋する犯罪組織
数百人の溺死者が出ても……
EUをめざす難民の危険なルート
第五章 日本は「ドイツの今」に学べ
ドイツは日本の近未来か
人口減少の日本は、安易に移民に頼るな
エピローグ
<著者プロフィール>
作家。日本大学芸術学部卒業後、渡独。シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ヨーロッパの政治・文化・経済を、生活者として鋭い感性で分析。
2016 年『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が第36 回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞を受賞、18 年『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(弊社刊)が第38 回の同賞特別賞を受賞。
その他の主な著書に、ベストセラーとなった『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』(講談社α新書)、『世界「新」経済戦争』(KADOKAWA)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)、『そしてドイツは理想を見失った』(角川新書)、『移民難民 ドイツ・ヨーロッパの現実 2011 ?2019』(弊社刊)、近刊に『ドイツの失敗に学べ』(ワック新書)がある。