空海『三教指帰』 空海『三教指帰』

空海『三教指帰‪』‬

桓武天皇への必死の諫言(かんげん)

    • ¥2,800
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発行者による作品情報

官僚を目指していた空海が大学を辞め、二十四歳で著した『三教指帰』は、

儒教、道教、仏教を戯曲形式で比較し、仏教が最上であることを親族に説得する

「出家宣言の書」とこれまで理解されてきた。



本書は、激動の時代背景や神話・伝承、『日本書紀』などの歴史書と照らし合わせ、

『三教指帰』執筆の隠された意図に迫る。



稀代の専制君主・桓武天皇に対する憤りと

古来、天皇に仕えてきた祖先への誇り―。



両者に引き裂かれた若き空海が、命を賭して伝えようとしたのは何か?

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2022年
4月25日
言語
JA
日本語
ページ数
219
ページ
発行者
慶應義塾大学出版会
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
7.4
MB