空飛ぶ広報室
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4.4 • 103 Ratings
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- ¥850
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Publisher Description
不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い……。ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。
Customer Reviews
オリコう。
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自衛隊に対しての見方が変わりました。
物語の流れが気持ち良い文章で、大変楽しく読ませて頂きました。
人物の会話も、やり取りも私の抱いていた自衛隊とはかけ離れていて普通の会社以上の仲良い掛け合いで、自衛隊が凄く身近に感じられる作品でした。
登場人物の鷺坂室長の様な大きな器の上司や、比嘉二曹の様な一歩下がって的確で素早いフォローの出来るベテラン部下、主人公の空井二尉の様な素直で前向きな後輩などなど魅力的な人物が多かった事も楽しめた要因だと思います。
淡い恋愛話も挟みつつ、東日本大地震の話題で当時の災害復旧での様子なども知る事が出来ました。
是非皆さんに読んで貰いたい作品です。
distylium
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なるほど、有川作品の中の違和感は、、
三匹シリーズでの祭に反対する町内のおじさん、図書館戦争シリーズの平和主義を訴えるおばさん、PTAのおばさん 違和感もっていたけど、悪意を持った描写に、違和感もっていたけど、この作品で氷解。確かにこのような役を浅薄な正義面として貶めれば、毅然とした格好良さは浮かび上がるから、、。でも 安直すぎない?